このシステムは、バイオ製剤とそのバクテリアの担体（住みか）としてポーラスソフトセラミックスを組み合わせた画期的システムで、排水中の油脂分の除去とBOD、COD値の低減をはかり、水質基準の達成を目的としたシステムです。
使用するバイオ製剤は、排水の性質によって最適の製剤を選択しますが、原則として米国バイオロジックス社のWATER TREATシリーズのバイオ製剤を使用します。
バクテリアの住みかとして使用するポーラスソフトセラミックスは、日企販売（株）発売の特許製品（PAT： 1862154）で連続多気孔で1本の表面積が約110㎡と非常に大きく、大量に微生物を保持することができます。
このシステムは、新設のみならず既存の施設を改良使用することができます。
＜システムの特徴＞
- 処理水の水質基準達成が可能
- 管理が殆ど不要
- 運転維持費が安い
- 工事が簡単で設置費用も安い
- 処理能力が大幅にアップし、処理槽が小さくてすむ
- バクテリアが油脂分を消化分解するので、排水管の詰まり防止・悪臭の除去ができる。
