グリストラップ清掃


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グリストラップって何?

 「グリストラップ(阻集器)」は、厨房からの排水に含まれている油や残飯を一時的に溜めておく装置です。昭和51年の建設省告示1597号(改正、昭和57年建設省公示)で、食事を提供する飲食店・学校給食・病院・社員食堂・老人ホーム・食品加工場などへの設置が義務づけられました(第1674号)。また、グリーストラップ槽に溜まった油・残飯は産業廃棄物として扱われ、事業主の責任において適切な処理をすることも義務づけられています。毎日グリーストラップ槽を掃除すれば、悪臭もなくハエなどもわかず清潔ですが、ほとんどの事業所では徹底できていないのが現状です。

普段は、鉄製の重いふたがしてあるはずです。1槽目がゴミかご、2槽目が油水分離、3槽目が排水出口になっているのが普通です。施設の規模や食数、業種によって、大きさや槽の数が異なります。

グリストラップを放置すると・・・。

 飲食店の調理場に設置されているグリストラップなどは清掃を行わないと、調理場から出る排水(油など)が排水設備に詰まり、床への逆流浸水や悪臭、あるいは食中毒の原因となる害虫や病原菌が発生しやすくなり、営業に支障が出る場合があります。
 また、油などが下水道本管に詰まってしまうと、営業に支障が出るだけでなく、管の清掃のために付近にすむ方々の生活に不便をかけることもあります。

油分やスカムが流出し、下流の廃水処理施設や、さらには、下水道本管に悪影響(管詰まりや水質違反、処理施設の過負荷)を招きます。
グリストラップが適正に管理されていれば、下水道の本管は、きれいなものです。

管理する方法は・・・?

この様に、過酷な条件下にあるグリストラップは、管理が非常に難しく、開けてみることすら、嫌なものです。ですが、そんなことを言っているわけにもいきませんので、何らかの方法で、適正に管理する必要があります。

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